MacProのインターフェイスを考える / Thunderbolt(サンダーボルト)

以前、「Thunderbolt」は、第二の「FIreWire」?という記事を書いた。今や「FIreWire」非搭載のMacが出ているようだ。

2~3年前、tonymacx86.comを参考にWindowsとMacのハイブリッド機を自作した。一応基本的な動作は問題なかったけれど、ドライバーの設定が難しいのとOSが10.5.5で打ち止めになっているにも関わらず、アップルがセキュリティアップグレードやファームアップを要求してくるので実用的じゃないと使うのは辞めた。もったいないので最近ちょっとずつ、Windows専用マシンとして作り始めている。

さて、その時選んだマザーボードはGIGABYTEの「GA-Z87-UD5 TH」というものだ。最後の「TH」が「Thunderbolt」つきという意味で、外部の入出力はこうなっている。

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CPUは数年前の「Intel Socket 1150」というもので、最新のCPUに対応したマザーボードを知りたくなったので、GIGABYTEの比較サイトへ飛んだ。皆さんもみて下さい。

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こんな感じで、577アイテムが表示された。次に「Product Features」 -> 「Thunderbolt」をチェックするといきなり9アイテムに減る。

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重要なのは使用されているCPUだ。

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基本的に上に行くほど高性能になる。ところがソケット「1150」「1151」「1155」を最後に、上位機種には「Thunderbolt」搭載のマザーポードがない。

WINDOWS自作用の高額なマザーボードは、メーカーの完成品より最先端インターフェイスを載せて企画される。これが示しているのは、高速CPUは「Thunderbolt」を捨てたということだ。「それはWindowsの話でしょ?」と問われるかも知れないが、マックのラップトップやiMacのユーザーで、外付けのハードディスクに「Thunderbolt」を使っている人がどれぐらいいるのだろうか?

結局「miniDisplayPort」は残るものの、ストレージなどの拡張PCIとしては、私は普及しないのではないかと私は考えている。これは「アップルらしい発想」の「アップルらしい失敗」だと思う。

一般に新しい技術プロジェクトには、コードネームが付けられる。「FireWire」は多分、ゼロックスか、アップル内のコードネームで、規格名は「IEEE1394」だ。

IEEEは通信規格によく登場するが、「1394」に限っては、miniDVを採用したSDのDV、HDのHDVなどのビデオの取り込み書き出し、とハードディスクのインターフェイスの2つに留まっている。これは行き止まっている「Thunderbolt」に良く似ている。

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「FireWire」と「Thunderbolt」、ともに云えるのは<格好いい名前>ということと、アップル製品に搭載した時に、規格名ではなくこの<格好いい名前>が使用されるということだ。我々はそれを目にした時、Macはまた新しいイノベーションを起こしたのだ!と感じるのだ。

しかしこれは大きな賭けで、他のコンピューター会社は規格名でないネーミングを自社のパソコンにつけて「なんでマックの宣伝をしなきゃならんのだ?」ということになる。というわけで、現在は上の図でいうところの「PCIe」、ストレージやPCIの拡張機能が市場ではほぼ切り捨てられている。このストレージに関しての高速化は深刻で、常に待たれていたが、皮肉なことにアップルとインテルが最も早く牽引する形で登場した。それが「USB3.1」で次回紹介しようと思う。

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