Mac ProにWindows用ビデオカードを使う 修正版

中古のMac Proカードを仕入れたお店はホクホクだろう、骨董品に2倍の値を付けても売れるのだから。

しかしグラフィック・カードはいつか壊れる。

私としてお勧めしたいのは、買えるうちに業務仕様の「Quadro K5000」「Quadro 4000」を購入しておくべきだと思う。標準仕様の「GTX 680」も含めて、新品が手に入るうちに、MacProの延命対策をしておいたほうが良いと思う。「そんなお金があるはずじゃないでしょう?」と突っ込まれそうだが、「メモリ満タンに積んで、USB3.0のカードにRAIDのドライブ置いて、起動ディスクはSSDじゃない?」と反撃したくなりますが、どうですか?

前回サポートのことを書いたことで、云いたいことを吐き出した感じがあるので、久しぶりに役立つことを書いてみたい。くれぐれもヤフオクの「中途半端くん」から買わないように。

グラボ対策としては

(1)MacProをちゃんと使いたければ、手に入るうちに、いいボードを新品購入する。<上に書いたとおり>

(2)ビデオカードを自作する

(3)EFI画面を諦めて「Mac ProにWindows用ビデオカードを使う」方法を考える。

以下に具体例を思いつく限り、載せますので好きな方法をチョイスして下さい。

(1)海外から買う時の注意

一般的に海外からの購入すると安く上がると聴かされている方も多いだろうし、私も国内で購入したのは「Quadro K5000」が初めてで、どうもnVIDIAの策略で国内と海外の価格差が縮まらない広がらない。「Quadro 4000」は海外で半額で購入出来るが、私自身驚いたことがあった。自分の作ったカードで十分だと思い、安値で「Quadro 4000」を手放した後、ダ・ビンチのグレーディングにはまり、プレビューにもCUDAを使うので「Quadro 4000」がベストとの英文マニュアルに出ていたので、直ぐオークションで競り戻したのだが、そのカードはPNYの販売網のものだった。パッケージから何からキレイに使われていたのだろうが、肝心のEFI ROMがバグまみれになっていた。起動するのに膨大な時間がかかり、シャットダウンすると再起動がかかる。

ROMデータが加工されたものかと疑ったが、バイナリーエディターで見る限り正規の販売のようだった。普通な方ならそこでおしまいになるところだろうが、私の場合「Q4000」のデータをバックアップしてあったので、それを入れると完全に治った。謎のバグROMだが、つかまされた普通の方は自分のシステムが悪いと思ってしまう。だから正常動作の分かりづらい海外物は「英語の勉強」と「往復の運賃」を十分に天秤に掛けて購入すべきだ。もしくはお金を払っても「ELSA」などにサポートを依頼すべきかも知れない。

それ以外で「eBay」などでWindowsの改造品を買う場合、アメリカ野郎はドサッとボードだけ送ってくるので、ドライバのインストール方法など分かるまで徹底的に訊くことが大事だ。実はアメリカ、香港、台湾に大きなショップがあって、私も含めて皆知り合いで、良いライバルでもあった。

(2)教わっても意外に難しい自作ボード

AMD HD 6870 のEFI ROMをカードに焼き自作をするという記事を読ませて頂いた。無断リンクで申し訳ないですが、ここです。

PC用ビデオカードのBIOSをMacPro対応64bitEFIに書き換えてみた

とても一般向けに書いていらっしゃいますが、この文章の量では限界があります。全てこの手順で良いと思うのですが、正直分かりにくいです。この5倍ぐらい丁寧に書けば、なんとかなるんじゃないかと思いますが[6870]も古くなり、苦労されているようにリンゴマークを出す組み合わせがややこしいので、ちょっと普通には読み解けないと思います。
著者もMS-DOSしかなかったと書かれていますが、システム&焼き付けプログラム&ROMデーターが同じFAT32のボリューム内(ディレクトリ)にあれば、コピペするだけで良いのですが、CD-ROMでブートする「FreeDOS boot CD」というMS-DOS起動をMacで可能にするOSソフトがよくわからんのです。私も遊んだことがありますが、階層がどこで今どこにいるのかが、難しくてよくわからんのです。結局、私の場合はディスクがフリーズして辞めてしまいました。それから、恐らく完成されたボードは2.5TB/secでMacProの5TBにはなっていないと思います。AMD製品の場合は、ここで100Ω 100KΩのハンダづけが必要になるのです。
著者は圧倒的に高速なnVIDIAのGTX560のWindows用から乗り換えとた書かれています。多分、これが一番簡単な方法だと思えますので次に参ります。
AMDをMac用にする歳、良く使用されている「fixrom.py」の作者、Cindoriさんのサイトで「Trim Enabler」のサポート記事を読んでたら「Recovory HD」から起動するには

「⌘+R」を押しっぱなしにして、起動、再起動だけで良いそうです。

(3)以下の文は、ご興味のある方のために残しておきます。
(3)
Windows用ビデオカードを使用して困るのが、オプションによるブートセレクトが出来ないので、システム異常の際圧倒的に便利な「Recovory HD」をマウントできないことです。システムのあるHDDのターミナルでマウント出来るものの、再インストールの時に元に戻ってしまいます。そこで私が第一に考えたのが、USBメモリにシステムを入れるという方法でした。32GBであれば「Marverics」ほぼ全部入りますし、7GB程度の起動プログラムを使ってインストーラーを作る「DiskMaker X」というフリーウェアもあって、かつてアップルから出ていたLion USB インストーラのようなものが作れます。手順はこちらの方が、大変分かりやすく書かれています。ただ、この方法だとファインダーの「App Store…」が出ないため、使っているOSがポイント・ワンでもツーでもアップしたら、USBメモリ内のインストーラーは古いわけで上書きして大丈夫かという疑念を持ちました。そこで思いだしたのが私のレスキューUSBでした。ベースになっているソフトはMicromat社の「TechTool Protogo」で国内代理店は潰れそうなACT2です(ホントにやばそう)。海外で買っても日本語表示ですので、ご安心を。
「TechTool Protogo」とは、「TechTool Pro」というメンテナンスソフトを実行するために、最小3GBから最大300GBに至るまでUSBメモリやiPodClassicなどにシステムと図に出ているような最小限のソフトをインストールする、USBブートメーカーとメンテナンスソフトの組み合わせなのです。そのカスタマイズの中で「MacOS X 基本プロファイル」は約8GBでファインダーが表示され「App Store…」からOSをダウンロード出来るわけです。

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私がカスタマイズした16GBのUSBメモリ内の復旧デスクトップです。ファインダーも「App Store…」も表示されます。ご参考のために地獄から生還するためのソフト一覧を紹介しておきます。Dockの右から順に「QuickBoot」「移行アシスタント」「CarbonCopyCloner」「データーレスキュー」「TechTool Pro」「ディスク・ウォーリア」が並んでいます。バックアップのない時のデータの復旧方法はいずれ書きたいと思いますが、「ディスク・ウォーリア」だけは、是非持っていて損のないソフトウェアだと思います。

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さて、今回は復元インストールが目的なのでサクッといかない、USBメモリからのシステム起動の遅さは耐えられませんでした。もっと高速なメモリなら違うのかも知れません。そこでシステムボリュームの端を、ちょん切ることにしました。ご自分でされる方は、まずバックアップをとって下さい。「ディスクユーティリティ」で左のHDD/SSDドライブのトップを選択、次に「パーティション」を選択します。

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ここで左下の「+」プラスボタンを押すと「Macintosh HD」と「BOOTCAMP」の間にパーティションが切られます。

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「Macintosh HD」の右下の隅を持ち上げると「サイズ」の数字が上下します。これで起動ボリュームのサイズを少し減らせてます。

2つめのパーティションに30GB程度割り当て、ここを復元パーティションにします。「Recovery HD」という名前にしました。

「適用」を押すと「決定」になります、このあと「Macintosh HD」から通常起動し「Recovery HD」にシステムをインストールして終了です。

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久しぶりにグラフィックカードに関する文章を書いて「おっと足りないものがある」と気付きました。

AMDでもNVIDIAでも、最近の6pinではなく8pin仕様が多かったですね。必要な方はご利用下さい。

参考:グラボ販売終了は、予定調和なのかも?


システムの上書きパーティションだけでなく、復元ドライブはいろいろな可能性を持っています。今回長文を書くにあたり、リンゴマークの出るビデオカードもいいなぁと思い始めました。多忙な中、ひとりのマックユーザーとして新しいボード作りを模索し始めました。1~2ヶ月にひとつ位、価格帯も5万円から10万円クラスのハイエンドなMac Pro用のビデオカードを、本気で望んでいる方に向けて時々作りたいと思っています、気まぐれで申し訳ありませんが・・・

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