ロビンがテレサになるまで

最近、テレビの海外ドラマ「メンタリスト」と「HAWAII FIVE-O」の最新シーズンが始まって毎週待ち遠しい。ジャンルは異なるもの、カメラをしっかり据えて撮影し、カット割りの編集で見せていく、比較的保守的な演出のドラマが私は好きだ。カリフォルニア州とハワイ州が全面的に協力していることで、舞台も明るく自然に溢れて色彩も豊かでちょっとした観光旅行気分にさせてくれるのもいい。また魅力的で個性的な役者さんの、ややトーンの高い演技に日本語吹き替えがぴったりあっていて、字幕で見るより全然楽しい気分にさせてくれる。

先日、ふと放送大学を見ていると蜷川幸雄さんがゲストで出演されていた。そこで海外との共同プロジェクトの舞台演出の話をされていて、以前から私が気になっていることを率直に語っておられた。西洋の役者はメソッド理論など、役になりきるリアリズムを徹底的に仕込まれているという。一方、日本の俳優は伝統的な様式美を良しとする文化的基盤にのっとって育ってきているという。全く異なる教育を受けた両者をいざ、同じ舞台にのせる苦労は生半可な苦労ではないとお話しだった

そういう観点でみると、リアリズムに裏打ちされているものの「水戸黄門」のようなスパッと割り切った展開の「メンタリスト」、「HAWAII FIVE-O」はとても日本人の琴線にあっているような気がするのだ。

前置きが長くなったが数年前、スーパードラマTVの招待でで来日した「ロビン・タニー」の独占インタビューは読み応えがあり、とても面白い。彼女については「プリズン・ブレイク」の華奢な弁護士役のイメージくらいしか持ってなかったので、彼女が異国の日本で、「テレサ・リズボン」役作りに加えて撮影環境や他の役者に触れた、長いおしゃべりは必見である。

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