「見てきたような本当を書く」ために

ちょっと間が空いたと思っていたら、2ヶ月経ってしまった。

波瀾万丈の毎日で相変わらず「ひとりぼやき漫才」をしていたので、今はネタの宝庫という環境なのだけど前々回の「nVIDIAのCUDA」以降、あらゆることが書きにくくなってしまった。

「Aくん」とは近所の小林くんのことなのだけれど、彼は30歳半ばにして比較的大きな会社の役員なのだ。年の差抜きで話があうのは、僕が彼のスキルの高さを尊敬しているのと同じような社会経験を経ていることが大きい。

小林君は国立大学からIT企業に進み、現在の会社に移ったのだが、経理から人を動かす分野まで全く電子化されていないことにウンザリしたという。彼の上司は僕と同世代なので自分のパソコンは使えるものの「シェア」することに否定的というか、めんどうくさがりで、小林君はそういう「遅漏中年」をかっ飛ばして会社のシステム化を図り、結果としてスピード昇進した凄い気概の持ち主なのだ。そんな彼からしてみると家庭内でパソコンのタスク分けを自然体でやってるの僕ががかっこいいらしいw

ということで、「Aくん」を実在の「小林くん」に置き換えただけで、彼のことを言葉で上手くスケッチできるのだけれど書く前から「Aさん」と「Bくん」とか、鈴木さん(仮名)のつもりで書き始めると自分自身のモチベーションが傍から落ちて活字にする意欲がなくなってしまう。それでも3月末日に彼を匿名にしたのは、万が一のことがあってはいけないと思ったからだ。

その頃、僕が何十年にも亘って貢いできたアップルの経営方針を徹底批判していた頃で、特に「黒MacProの低脳ぶり」を論理的に記述していたためアクセス数が異常に伸びていた。そのせいで明らかにプライバシーを探る動きがあった。フィッシングメールとかレベルの低いものではなく、証拠のとれない巧妙なものだった。こういうのはいかんせん本人には分かりにくく、周囲の人間のリサーチから入る場合が多い。だから「Aくん」を「小林くん」にするために、小林くんに許可を得るという面倒な手続きが必要になってしまった。

「見てきたような本当を書く」

自分のブログは、若い頃感化されたトムウルフや猪瀬直樹などのニュージャーナリズムの精神を引っ張っているように思う。

だがネットは今のところ、そういうテキストが書きにくいメディアのようだ。自分はともかく他人のプライバシーを踏襲出来ないところに限界を感じる。

是非、Googleなどに提案したい。[アクセス回数99回、本当率67.598%]みたいな表示が出ると面白いではないか?

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